
久しぶりに外をしばらく歩いたら寒さもあってけっこう疲れた。夜中は作業をする時間にしているけれど、まだ納期もたくさんあることだし・・・とついつい思ってしまい、なかなかはかどらない。
このあいだ診察へ行く時に、先生に今の状況を説明するのと残薬数をお知らせするのに紙に文章を印刷して持って行った方がいいだろうと思ってアップル製のワープロソフト「Pages」をたちあげた。Pagesはアップルがマイクロソフトオフィスの「牙城を崩す」とまではいかなくても、個人使いだったらこれで十分じゃないでしょうかという感じで作ったワープロソフトで、この他にNumbersという表計算ソフトとKeynoteというプレゼンテーションソフトがiWorkという名前で一体のソフト群となって販売されていたものをだいぶ前に購入したのだった。その後2014年製以降のMacにはこれらのソフトは標準で付いてくることになり、今はAppStoreでそれぞれ個別に購入もできる。
ひとつが2000円台半ばのソフトなので割と気軽に導入できるはずのものだけれど、普段それほど使うことがないので最初に買ったiWork’08に含まれているものをこれまで習慣のようにインストールしては、そのままほとんど使っていない。他にマイクロソフト製のオフィスを持っている人であればたぶん使うことはないと思う。そちらの方がワープロとしての機能はさすがにずっと上なので。
ただ、さっき書いた、先生に近況のお知らせをする程度の役割ならPagesは手軽でいい。あんまり使い方を知ろうという気持ちもこれまで起きてこなかったのでページ設定がどこにあるのかさえ調べたこともなかったけれど、その時に限って「四方の余白をもっと縮めたい」という気持ちが出て来てネットでやりかたを調べたら、「インスペクタ」というボタンを押すと設定のためのメニューが出て来て簡単に余白を縮めることができた。
ところでこれはPagesのお話ではなくて、フォトショップで囲み枠を作るにはどうすればいいかという、自分のかねてからの疑問が解けたという話。
(自分の使っているフォトショップのバージョンはCS5.1です。)
フォトショップには四角形ツールや楕円形ツールはあるけれども、たとえばそのままで四角形を書くとその時設定している描画色の四角が描かれるだけなので、塗りなしの囲み枠ってどうして作るんだろうとずっと思っていました。たとえば以下のような。
イラストレーターなら簡単にできることですが、フォトショップだとこれのやり方がわかりませんでした。
答えはこうでした。四角形の囲み枠を作るのであれば、まずその部分を長方形選択ツールで囲みます。
次にメニューの「編集」から「境界線を描く」を選択します。
すると次のように境界線の設定画面が出てきますので、幅や色などを決めます。
OKを押すと一番最初のような囲み枠が描かれます。
わかってみると実にあっけないことですけど、わかるまでは本当に謎でした、自分にとっては。特にイラストレーターを使うことの方が多くてフォトショップは写真の修正や加工程度にしか使わない事が多いので、ちょっとしたことでこうしてつまずきます。
メニュー形式はお互いに似ていても、イラストレーターとフォトショップとでは扱う画像形式がまったく違っています。そこでこういう戸惑いも起こるんだろうなと思いました。
こういう、人には簡単なことでも自分にはわかりづらいことはやがてはTipsとしてこのサイトでもやはりメモ的に集めて残しておくべきかも知れない。
たとえばMacでWindowsをいちいち立ち上げなくても一太郎ファイルを確認するのにWineというソフトを使ったけれど、その導入の仕方をもう忘れかけてもいるし、ローカルのMacに仮想のサーバーをたち上げてワードプレスを稼働させるMAMPの使い方もやっぱり忘れかけている。
せっかくMacをつかっているのだし、今は仕事としてはほぼ使わないMSオフィスはちょっと措いておいて、ワープロならPages、表計算ならNumbersの使い方を覚えるのも楽しいかも知れない。残念なのは、そう考えたとして、最新のPagesやNumbersを購入したとしても、自分のようにOSを事情があって古いものに戻している場合には、そのソフトの最新の機能が使えないようになっている場合がある、または使えないということ。たとえば今AppStoreで販売されているPagesやNumbersが適合しているOSを見ると、OS10.12以降にしか対応していないような表記になっている。そんなにたくさんの人が、新しいMacを買って、あるいはこれまでのMacを最新のOSまでバージョンアップして使っているんだろうか。使っているんだろうなあ。
僕のMacも、デスクトップは2009年製だとはいえ、OS10.11 El Capitanまでにはアップデートできる。一番気にしているAdobeのCS5も、少しの不具合(フォントのプレビューがイラストレーター内でできないことと、対策を講じないとアプリを終了する際に不正に終了した旨のメッセージが出ること。)を我慢すればまだ動かせる。ただしそれでお金を頂く仕事をする可能性を考えると、安易にエラーがでる環境に移行する気持ちは起こらない。
一方でアップルは商売上、機体をどんどん更新していくし、OSも同じようにアップグレードしていく。それと共にサファリやクロムといったブラウザも、旧バージョンの開発は止まり、新しいOSでないと場合によってはサイトが正確に見れないといったケースも出て来たりする。一方でAdobeのソフトはそう簡単にバージョンアップできる状況ではない。となると、もう一台、最新の状況についていけるMacが欲しくなってくるなあ。古いソフトが安定して動かせる環境を残したMacと、最新の機能が使えるMacと。どんどんとアップルの罠にはまりそうになるなあ。・・・新しい機体なんて今はとても買えないけど。
“新しいMacがほしい” への2件のフィードバック
かずやさん
緑に囲まれた清流や白い滝、心まで洗われますね。
次々に、素敵な写真がupされるので、
感想を言葉に紡いで・・・と思っても、
近頃の私は、creativityに欠け、僅かのimaginationだけ・・・
Ⅰ 清流に
手足濡らして無邪気に遊ぶ
子供に戻ってゆく心
体が喜び飛び跳ねる
水音だけが響き渡る
緑の中で
私が私に帰ってゆく
Ⅱ 何故に私は
これほどまでに
水に憧れるのでしょう
この滝が好きで
この轟音が聴きたくて
いったい私は
幾度ここに
出掛けて来たことでしょう
光る水が
こんなにもいつも嬉しくて
この水飛沫を浴びたくて
COSMOSさん、コメントをありがとうございます(^^)。
郡上八幡の真ん中を流れる、やがて長良川へとつながる川の様子です。高速道路で近くまで行けるのでこれまでに何度かこの流れが見たくて行っているところです。これは去年の夏のことでした。父親に思いもかけない異変があった日でもありました。ここからさらに高山へ向かう道の途中に、僕の好きな木があってその写真も撮りました。
しばらくはその日の緊迫した感じがよみがえってきて、写真を載せるのを躊躇していました。でも今から考えてみれば、ああして自然に触れてきたからこそ、その後の父の状態とも気長につきあえた(ている)のだと、いい方に考えて載せる気持ちがわいてきました。
山間地ですが本当に水量が豊富で、町の中を流れた水がやがてこうして川に戻ってきます。そうして長良川へとより広い流れを作り、水遊びをするにはちょうどいい流れになっています。
この詩のように思う人たちが大人も子供も区別なく冷たい流れに身を浸しています。鮎を釣っている人もよく見かけます。
自分もこのときは勇気を出して少し水に、足だけでも浸かろうかと思ったぐらいでしたけど、川岸が結構けわしくて流れも速いところが多く、浸かるにふさわしい場所が見当たらなくてあきらめました。あれは本格的に「川水浴」の準備をしていくべき場所だと思います。
それほどに魅力的な川の流れです。またきっと行くことがある、行きたいと思っています。