大吉とイラストレーター

さざんか01

本当にひさしぶりに一眼レフカメラを持ち出して近くのさざんかを撮ってみた。色が妙に赤紫っぽい。シグマのフォヴィオンセンサーなら花の赤をより忠実に再現してくれるんだろうか。それともよく見たら、実は本当にこんなっぽい色をしているんだろうか。
神社へ行って親のからだが安定してくれることを願ってから、どうせわるい結果だろうと思いながらおみくじを引いてみたら大吉だった。大吉。いったい何年ぶりくらいだろう。くじ運がわるい自分には似つかわしくない。

小さな頃、やはり近くの神社でお正月におみくじをひいたら凶だった。ちょうど親戚の家へ行く途中の事で、親がそのことを話題にしておもしろがっていると感じた瞬間があり、それ以来それは僕の中でこころの傷となって残った。自分がくじ運がない、全般的についていないと感じた決定的なときだった。

20代で精神科にかかってからこころの中の、それまで自分で鍵をかけていた「扉」を開いたらそれが出てきて、もう小学校時代のことだったのにさんざん親に噛み付いたことがある。「それはあんたの聞き間違いやろう」と言われてもどうしても納得ができなかった。この遅すぎる親への抗議はそのあとも長く続いた。

花を撮って、神社の様子を撮って、それでも全部で10枚ぐらいしか撮っていなかったのに、帰ってみたらカメラの電力がなくなっていた。それで充電器をと周りを見たのだけれどどこかにいってしまっている。「どうせすぐに出てくるだろう」と甘く考えていたけれど、思い当たるところを探ってみても、ない。画像の転送はSDカードでできるから問題はないけれど、このままだとカメラ本体を起動できないことになる。

いっとき、ほんの瞬間だけれど「スマホである程度の写真が撮れるのならもうカメラも譲渡してしまおうか」などと思った事もある。けれど写真に興味を持ち始めてちょうど10年ぐらい。なんでも続く事の少ない自分がこの趣味だけはなんとか続いている。スマホのカメラ性能も良くなっているものの、一眼レフカメラの描写にはやはり及ばないところがある。なのでかろうじて本体と一本のズームレンズを残している。

充電器がやがて出てくる事を願いながら、ともかくいつ使うかわからないものだから代わりの充電器をAmazonで注文した。純正品の1/5ぐらいの価格なので大丈夫だろうかと不安はあったけれど、評価を見たらわるいものはなかったので、本物が出てくるまでの間それで代替できればいいなと思う。

年末に、ここ数年の分も含めて紙でふくれ上がっていたシステム手帳を整理した。ダイアリの部分は、去年の夏前の分は除いた。一昨年より以前の父母の入通院の記録も思い切って除いた。自分の診察時のメモやそのほかの手続きごとなんかを記しているページも、やっぱりあんまり前のものは除いた。あとは父母が先生に言われたことを記録しているページも去年ぐらいからのものだけ残す事にした。依頼作業のことを記すページはすべて除いて今回からの分のみにした。

このほかにモレスキンのノートも持っているのだけど、そちらは自由帳みたいになっていて、診察時に先生により詳しく自分の伝えたい事が記してあったり、家の改修時の見取り図が書いてあったり、認知療法的なことが記してあったり、いろいろなので、それはそれで今後も内容を統一することなく自由帳として使うことにした。

確か去年もそうだったのだけれど、この冬も鬱陶しく、焦るような気持ちが出てきてなかなか胸から去ってくれない。基礎代謝が減り、30代から比べるとみるみる太った自分だけれど、この鬱陶しい気持ちにいちばん効くのは今は薬ではなくて食べることだ。なので普通ならこんな時間に食べないだろうという時間にカップ麺やらを食べたりしている。それと普通ならこのタイミングで寝ないだろうという時間に寝てしまったりしている。夜ご飯を食べた直後だとか。寝る時には何か音がしていないと安心して眠ることができないのでテレビを付けておいたり、YouTubeやらPodcastを流しておいたり。

以前より出来ているのは、母親の食べ物はヘルパーさんにお任せするとして、父親と自分が食べる分の買い物をしてそれを作り、後片付けをすること。この年末年始も、いつもの年なら買い物もあまりせず、お正月からいきなりひもじい思いをしていたのが、去年は末のあいだに年始の分の食べ物の材料も買って備えておいたので、年が明けてから外に出る気があまりしなくても食材は冷蔵庫にあって、これまで食べるのに困らなかった。本当なら明日ぐらいまでまだ保たせることができたのだど、今日、母親のヘルパーさんの年初一日目で、おかずの食材がないということで家のものを使ってもらったから、明日には今年最初の買い物に行かないといけないだろう。

イラストレーターで写真に白フチを付けたい時に、以前は写真の下にそれより少し大きめの白い四角形を書いて、写真を上に重ねてそういう風に見せていた。でも最近は写真の数がとても多くなり、いちいちその大きさに合わせて四角を書くという手間も大変になっていた。それでネットで手軽に写真にフチを付ける方法がないか調べてみたら、やはり同じような事で悩んでいる人は多いようだった。それで今のところこれが自分には手軽で合った方法だと思っているのが以下。


フチを付けたい写真を配置します。

イラストレーターで写真に白フチ01

その写真にアピアランスで「新規線を追加」してみるも変化なし。そこで、加えて下のfxと書いてあるボタンを押して「パス」→「オブジェクトのアウトライン」と選択すると黒いフチが現れます。

イラストレーターで写真に白フチ02

なんでそうなるのかはわからない。線がデフォルトの黒いままなので白に変えます。あとはやはりfxから「スタイライズ」→「ドロップシャドウ」を選べば影も付けることができました。ただ線を太らすと中の写真の表示は外側から線の太さだけ見えなくなって行きます。そこはもう、実際に写真を額縁に入れたつもりになることにして我慢します。

イラストレーターで写真に白フチ03

次の問題は他のたくさんの写真にも同様な処理をしたいということ。それで思いつくのは他の写真にスポイトツールでこの効果(白フチやドロップシャドウ)を適用できたら楽です。やってみることにします。

イラストレーターで写真に白フチ04

できない。新たに配置した写真を選択して、アピアランスを施した写真をスポイトで吸ってみるのですが、反応がありません。それでこれは他のサイトで知ったのですが、パレット上のスポイトツールのアイコンをダブルクリックします。すると次の画面が現れます。

イラストレーターで写真に白フチ05

こんなところにスポイトの設定があるなんてと思ってしまう。見つけた人はすばらしいです。ともかく見てみると「アピアランス」の項目がチェックされていません。これにチェックを入れます。そして先ほどと同じ操作をしてみるとようやく他の写真にスポイトツールで同様のアピアラアンス効果が反映されます。

イラストレーターで写真に白フチ06

写真はもちろん重ねたり、回転させたりもできます。

イラストレーターで写真に白フチ07

スポイトツールでアピアランスを反映させると、どの大きさの写真でも同じ線幅、影を付けてしまうようなのでそこは適宜調節することにします。


考えてみたら、こういうソフトやらについてのtips的な内容は、このサイトなら「ラボラトリ」に、自分のメモ的に記しておくことかも知れない。もしそのやる気がわいてきたら、やってみることにしょうかな。

鬱陶しい気分。焦りやざわつきを覚えるような時には食べたり寝たりしていると書いたけれども、エネルギーが比較的あるときや必要に迫られている時には何か作業をするのもひとつの方法かも知れない。それもできれば自分だけに関わるそれではなくて、人と関わっているもの。

人と関わっているものなら気分がどうであれ、やっておかないといけないということがまずあるし、それに報酬がついてくるのなら、なお「やりがい」が落ちた気分を持ち上げてくれる(うつ的気分とお金、経済は思うよりも関係していると僕は思います。あ、それは自分の場合か。)。

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