クラウドサービスが便利

あいかわらず心身両面ともに体調がすぐれない。寒いと、免疫が落ちているためかよく風邪のような症状が出る。去年、9月からずっと間を空けながら部屋の壁の修繕作業をしていた。これはいまだに終わっていないのだけれど、誰も手伝ってくれるわけではないので自分一人で不器用なのにやっていた。狭い所で変な格好でからだに力を入れることが多く、日ごとにあちこちが痛むようになった。壁の部材をどうするかまよったあげく、安いけれどもとても重い!石膏ボードにすることにしたのでその扱いでよけい痛みがきた。一度、作業依頼でのご訪問があった際に、壁をあけっぱなしにしておくわけにもいかないので急追ボードをカットしてなんとか一部屋分は塞いでその場しのぎをしたけれど、それ以来やる気をなくして壁紙まで買ったのに作業はほったらかしにしている。
気分が低いところで上がったり下がったりして、特に下がり方が強いので、今度の診察のときに先生に具体的にそのときの状態を紙に書いて読んでもらおうかと思っている。口で話すといろいろと長くなって自分がしんどくなるので。「しんどい時にはヘルプを出すことです」と言われて、実際そうした結果、周囲にはとても動いてもらっているのだけれど、自分がそんな調子なので参ったなと思っている。
午後から、父と買い物ついでに犬を公園に連れて行くことが日課みたいになった。今みたいな時には特にカメラを持ち出してどこかに出かけるというようなことはほぼできないので、スマホで公園の様子を撮るぐらいになる。nexus5のカメラは青が強く出るしコントラストの調整が難しいけれど、うまくすれば自然で見た目に近い写真が撮れる。

この間、子供たちが上っていた木。この木はうまい具合に枝が地面に近い所から横に伸びていて、それが上の方まで続いている。だから小さな子供のからだでもだいぶ高くまで上れる。僕は小さな頃、他の子と同じように川を向こう側に飛んだり魚を手でつかんだりということができなかった。高い所から、みんなは飛び降りることができるのに自分ができないのが恥ずかしかった。自転車も、他の子はさっと曲がり角を曲がるのに、僕は「向こうから何か出て来ないかな・・・」というようなことが気になっていつも曲がり角ではだいぶスピードを落としていた。それは今でも正解だったと思う。他の子ならとっさのことがあっても対応できただろうけれど、自分にはできなかっただろうから。
この木も真上に向かって写しているのでnexusには厳しい条件だとは思うけれど、ちゃんと空の色も出ているし木肌も写っている。iPhoneを使っていた時にはカメラが基本的に優れていたので露光やホワイトバランスの設定のないデフォルトのカメラアプリを使っていた。今から思うとiPhoneでもいろいろとカメラアプリは出ていただろうから、そういうものを試してみたらもっと自分の満足いくものが撮れたのかも知れないと今更おもったりする。
カメラはもう一台、一眼レフを持ち出せないときのためにと思って買ったFujiのXF1というコンパクトカメラを持っているけれど、こちらは最近はほとんど使っていない。機械もあんまり使わないと性能が落ちる気がするので時々は使ってやらないといけないと思う。けれど、撮れば瞬時にクラウドサーバーにコピーが保存されて、こうして記事を書く時にもブラウザから写真が取り出せる便利さを知ると、なかなかスマホに代えてコンパクトカメラを常時持ち歩こうという気になれない。

依頼を受けた作業は自分にしてはまずまず順調に進んでいる。というのも自室が寒いので暖房をつけるのがもったいなくて親の部屋にノートパソコンを持って降り、テレビを聞きながらぼちぼちとやっていたら、画面が小さくて作業自体はしづらいもののそれなりに進んで行く。結局これまでのところ、今回はデスクトップで作業をしたことがない。たぶん「あたり」(正式な材料でなく仮の材料を使うもの)を作るのはほとんどノートで済ませて、その調整と最後の完成までをデスクトップでやることになるように思う。
こちらは基本的な素材はデスクトップに置いておいて、作業はDropboxフォルダ内でやっている。そうするとノートで進めたものがそのまま自動的にデスクトップのDropboxフォルダで同期されて、いざデスクトップで作業しようとする時にいちいちノートブックからデータを移す手間がいらない。Dropboxは、以前は有料版を使っていたのだけれど、今はそれももったいないので無料版の最低容量をやりくりして使っている。それでも一度だけの作業であれば他のいろんなデータを置いておいてもさほど容量を使うことがない。クラウドサービスが発達してきたおかげでパソコンでの作業はずいぶん便利になった。
写真の保存はもちろんローカルディスクでもするけれど、flickrの無償版でも十分な容量があるのでそれも使っている。ローカルディスクに置いたデータは不意のトラブルでなくしてしまうこともあり得るけれど、クラウドなら商業用途に耐えるディスクやシステムに支えられているだろうから、むしろそちらの方が安全に保存できるように思う。デジタル写真はほとんど紙として残さないからその保存は何重にもしておいていいし、むしろそうするべきだと思う。撮った物をばんばん印刷できるのなら紙で残るからそれが記録として残すには一番だと思うけれど、コストがかからないのがデジタル写真のいいところだと思っているので、その代わりにバックアップを大切に思っている。

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