ノートブックのためにOSを統一

しばらくの間、Mac Proの起動ディスクにしている500GBのSSDを二分割してOS10.6とOS10.11とを入れて使い分けていたけれど、どうもこれだと使い勝手がわるいので、AdobeCS5が10.6と同等に動く(自分の使う範囲内では。)OS10.9 Marvericksに統一することにしようと思った。
それで、「どうせならクリーンインストールだ」と思って、いったんディスクをOS10.6で1パーティションにしてから10.9にアップグレードし、今度はoptionキーと電源キーの同時押しで10.9復旧ディスクを立ち上げて再度インストールするハードディスクを初期化した上で、「さあ、OSの再インストールだ」とメニューをクリックしたら「通常とは違う方法でインストールしようとしています(なんたらかんたら)」とかいう警告が出て、結局クリーンインストールをさせてくれない。
これを三回ぐらい繰り返したけれどどうしてもだめなので、ググってググって原因を探ってみたら、どうも復旧はネット経由でやることになるのだけれど、古い機種だとその方法に対応していないのでダメということらしい。確かに、僕のマックは2009年製で、当時はまだOSはインストールディスクから入れるものだったし、まして今のようにアップルから無料でOSがネット経由で降ってくる時代ではなかった。それでクリーンインストールはあきらめて素直に再度10.6を入れた上でそれをアップグレードすることでこのことは決着した。

OSをひとつにまとめようと思ったもう一つの理由は、MacBook Airも同様にハードディスクを二分割して二つのOSを入れているのだけれど、こちらはディスク容量が全体でも128GBしかないので双方共に容量に余裕がなくなっていたことで、どちらかというとこっちの理由の方が切実だった。
そのMacBook Airだけれども、液晶にドット抜けが発生して本来修理が必要なものをなんとか使い続けるか、それとも新たな機体に更新するかで迷っている。Mac Proの方は製造年としては古いけれどもやはり本体内に余裕があり、メインのディスクをSSDに交換したり、場合によってはビデオカードをより性能のいいものに変えたりしてまだまだ現役として使える余地がある。故障してもパーツが調達できればそれを自分で交換することもできる。けれどノートについては故障したらその部分を直してもらうか、機体そのものを変えるしか方法がない。
ノートブックパソコンがあるといいのは、万一メインのデスクトップに不具合が発生してもそのバックアップの役割をしてくれることと、作業の際、お客さんとのデータのやりとりがその場でできること。もうひとつはアイデアに煮詰まった時に持ち出して全く別の環境で物を考えることができるということがあって、この三番目の要素が自分にとってはとても大事だと思っている。だからノートブックは必ず自分には要る。お金はないけれども今や唯一の仕事の道具とも言えるものだから、無理をして機体を更新したとしても、それがものすごくもったいないということにはならないと思う。
話が変わるけれども、高校の頃から電車なんかに乗ると周囲が自分のことを悪く言っているように聞こえて困った。実際に言われるのも聞いたことがある。この年齢になってもたまにこれが起こる。今は、昼間、外で近所の人が話し合っている様子が、どうも自分についての批判をしているように聞こえてきて仕方がない。もう少し防音の効く部屋だったらよかったのにと切実に思う。

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