もう遅くまで起きていると寒く感じるようになった。遅くまで、と言っても、自分の場合それは朝方近くになることも多いのだけれど。
昨日は起きてしばらくは携帯のゲームをしながら(もはや年齢なんか関係ない。)「そろそろ何か動かないと」と思って、父親が以前から作っていた危なっかしい?足場もどきを設置して外壁の高い部分の汚れを落としにかかった。デッキブラシと水でゴシゴシこするのだけれど、濡れている間は綺麗になっているのかそのままなのかほとんどわからない。
MacOS最新バージョンのEl Capitan(「エル キャピタン」と読むらしい。)を使ってみたいことを書いた。けれどもAdobeのソフトが正常に動かないことも考えられるので、それは仮想化して使ってみようと思うと書いた。ところが実際には衝動を抑えきれなくて大元のMavericksをアップデイトしてしまった。
そうすると、心配していたソフトはむしろ起動が速くなって、動くことは確認できた。新しく加えられたフォントも使えそうなものばかり。
El Capitanで驚いたのは、今こうして文字を打っているそばからどんどんとそれを漢字仮名交じり文に自動変換していくこと。しかもよほど変わった文字の組み合わせでなければ、変換精度がものすごく高い。これはMacにすればこれまでにない進歩じゃないだろうか。
これまでMacの日本語変換は本当に使いづらかった。とにかく正確さに欠く変換をしてくれるので、その度にいちいちカーソルを戻して文字を削除してしまうかマウスで間違ったところを指定して修正するしかなかった。その頻度が高かった。この点だけはウィンドウズのMS−IMEに負けているとずっと思っていた。それがこのバージョンのOSの日本語変換は格段に進んでいる。僕はこまめにスペースキーを押して変換する方だけれど、この精度だったら一気に文字をうちこんでいってもほとんどストレスを感じないかも知れない。
今までMacの日本語入力のお粗末さに辟易して、グーグル日本語入力やATOKを使っていた人も、そのうちの何割かの人たちはようやく「純正」に戻ってくるかも知れない。そう思わせるぐらい魅力のあるIMEになっている。
ついでにnexus5に新しいOS、「マシュマロ」が降ってきたので(開発元が自動で順次新たに開発したソフトを適当な機体に配布することをこう表現するらしい。)、こちらも二日ほど前からインストールして様子を見ている。こちらは以前から気になっていた電池持ちが「格段に」とまでは行かないまでも、明らかに良くなった。以前、「ロリポップ」だった時には機体をスリープさせていてもジリジリと電池が減っていったものだけれど、今回はスリープさせておけば次に使う時にもほとんど電池を消費していない。
こうして機械の方は割と順調に動いているけれど、自分の心持ちは相変わらず重苦しい。そしてそれを打開する術が見つからないのが憂鬱な気持ちをさらに深める。いつも不安が胸にあって、今日は久しぶりに父親の誘いに乗って公園での犬の散歩にも行ったのだけれど、景色を見てもほとんど何も感じることがなかった。ああ、きれいだなと写真を撮ることも面倒に思えてできなかった。