モノを失くしやすい

2014081503
「君が教えてくれたこと」を続けて観ている。メディアがVHSテープで、いつデッキに絡まったり切れたりしてしまうかが気になって以前にDVD化したことがあるのだけれどそれがどこかにまぎれてしまって見当たらず、仕方なくVHSテープをデッキにかけて観てきた。ただ、確かに以前あったはずのものがないというのも気持ち悪いし、DVD化するのにだいぶエネルギーも使ったのでもったいなくて一度よく探してみようとずっと思っていた。

2014081501
僕はモノを失くしやすい。以前はモノを失くすとやたら思い当たる場所を探しまわっていた。でもここのところもう少しいい方法はないかなあと考えていて、いきなり探し出すのではなく、それを失くす以前のところから記憶をたどるのに時間をとるようにした。そうするとからだをむやみに動かさなくても「あ、あそこかも知れない」と思いつくこともあり、実際そうして見つかることが割合多くなってきた。今回はちょうどCDやDVDのファイルを机の上に広げて整理していたところだったので、「その中にあるだろう」と思ってまずからだを動かして探していたのだけれど、なかった。
それで今日は今書いた記憶をたどる方法を使ってみることにした。思い浮かんだのが、机の上に広げている以外にもDVDやCDを保管するために以前100均で買った小さなファイルがあったなあ・・ということで、落ち着いてそのファイルを置きそうなところを見てみたら果たして本棚の本の裏側に置いてあった。ややこしいところに置いたものだなあと思いながら、それでもまだ目に触れやすい場所だったので中身を確かめるとタイトルも書いていないDVDが数枚入っていて、Macで再生してみたらそれが「君が教えてくれたこと」の自家製DVDだった。
2014081502
ドラマの中で繭子は「あじさいが好き」と言う。僕も花の中ではあじさいが好きだ。雨に濡れると葉っぱが生き生きとしてもっときれいに見える、という言葉もすっと耳に入ってくる。
先週末、10年以上も前のことを思い出すことがあり、そのことを自然とずっと思っていたら気持ちの整理がつかなくなってきて調子を落としている。気持ちの平衡が崩れたような。このことについては、もうずいぶん長く苦しんでいるし、新しい場面でもその記憶が追いすがってきて動きを邪魔することが多くあったので、何かカウンセリングみたいなものを受けてみた方がいいのかも知れないとふと思った。