数年前にわかった発達障害(三つ組みの障りの全てはそろっていないけれども他の二つで生活に支障が出る。)をきっかけに、mixiに入会して関連することをもっと知ることができたら・・・と思っていたものの、皆が悩んでいてその方向もいろいろと異なるので「自分にとって有用な」といった虫のいいことはないままに退会した。
このあたり、フォーラムの管理人さんがいてルールがあり安心してやりとりのできたニフティサーブ(パソコン通信)の方が適していたように思う。今はハードも、そしてネットの技術こそさまざまに発展したけれど、人と心の通う近しさはインターネットが普及する以前の方が、ネットの世界でももっとあったように感じる。
Facebookに手を出しかけたこともあったけれど、こちらは「だんだんと関わりたい人や情報に近づいていく」という目的には向いていない。逆に、閲覧したサイトに関連する方を次々に紹介してきて、ともかく人と人とを繋ぎさえすればいいという強引さが目立つ。
LINEは未成年者を中毒にし、犯罪に巻き込むツールと化している部分もあり、子供に与えるのなら少なくとももっと閉じたネットワークにするべきだろうと思う。学校によってはこれを授業や連絡用に積極的に導入しているところもあるとテレビで紹介していたけれど、どの家も最低月4000円以上するようなスマートフォンやタブレットを子供に維持させられるものなのかという疑問もある。やるのなら専用の端末を学校が用意すべきだと思う。
Googleは無償でマップや入力ツール、メールサービスなどなどを提供してくれるけれど、個人情報を集めるのにどん欲過ぎる。それらがいったいどこでどんな風に活用されているんだろうということなど思いもしないまま便利に使ってしまっている。お買い物サイトのはずのAmazonも個人の購入履歴を元に執拗に広告メールを送りつけたりサイトに表示したりして人の購買欲をいっそうあおろうとする。これらは住所やメールアドレス、電話番号、カード番号などなどを含めた、匿名でない「ビッグデータ」だ。
雨に当たるのはいやだけど、水面にできる波紋を見るのは好きだ。海へ行っても、海面が見せる色合いであるとか波の姿だとかを見るのが心地いい。子供の頃からぼんやりとすることが多く、そんな時は何かひとつのことを思い巡らしたり、こんな景色に見とれている時が多かった。