
今日は大工さんと僕と、犬だけの午後だ。朝、父親が大工さんと挨拶をしているなと思ったら僕を呼ぶので「何やいな?」と思いながら行ってみたら内壁の張り込みが始まっていて、二人してその感じを気に入った。壁土の露出して柱が丸見えのままだとまったく何も進んでいないかのように見えてならなかったけれど、実際には物事は進んでいて、ここからの作業は明らかに目に見えて進んでいくのかも知れない。あちこちで大きな被害を残していった台風通過のときには、まだ張り直していない屋根や、外と一枚のブルーシートでしか遮断されていないあたりから雨が漏れたり、最悪、強風が吹き込んで大変なことになるんだろうかと夜中に何度か見に行ったけれど、それはまったく杞憂だった。むしろ今いる鉄筋の家の方が雨にやられ、ずいぶん前からわかっていることだけれど、北側の壁から雨水がしみ込んできて、乾かすのに時間がかかった。押入れに入れておいた布団類も濡れたので、それは少しずつ洗って今はすべて乾いた。母親は「いずれこの北側の壁も直そう」というけれど、うちにそんなゆとりがこれ以上あるのだろうか。
昨日は、自分がどうしても納得のいかなかった玄関の階段(地面から床の高さが思うより高く、仕方なく階段になった)部分を、申し訳ないけれども作り直して頂くことになり、一番それが必要な母親もその場に呼んで思うことを言ってもらった。すると後から母親は、「私が(大工さんに)モノを言うたびにあんたら二人が遮る」と不満を口にしたけれど、最近この人は同じ事を何度も繰り返して言う度合いが増えたので、自分としてはそこのところを抑えているつもりではあったのだ。けれど、たとえそうだとしても、ある程度本人の好きなようにもっと言ってもらえばよかったと後から思った。夜になったら安心したのか、もう玄関の不満は言わなくなっていた。
ここ数日、メインで使っているマックの電源の動作が怪しい。いつも完全に終了はせずスリープ状態で置いておくことが多いのだけれど、いつもはマウスを一度クリックするとハードディスクが動き出して元の画面に復帰する。ところがここのところ、マウスをクリックしてもハードディスクが回り始めないという状態が続いていた。当然、機体は目覚めない。こうなると仕方がないので電源ボタン長押しで一度強制的にシステムを終了させることしか手がない。そして昨日は、その後一度電源ボタンを押しても通電せず、二度目にボタンを押してやっと起動するという不思議な事になった。調べてみたら2008年製の機体で同じような不具合がよく出ているらしく、これの修理をアップルに依頼するとかなりの金額になる。

自分で電源を調達して直す人も多いらしいけれど、ゆうべネットで電源を売っているお店をあちこち調べても本体だけでかなりの額がする。自作や、それに近いショップ組み立てのウィンドウズパソコンなら、たとえ電源が故障しても数千円でお店にいくらでも売っているので、それを買ってきて交換するだけでなおってしまうのに、こういう時マックだと、「痛い」。専用品しか使えないので数少ない健全な中古品を探しまわるか、パーツを輸入・販売している業者に注文するか、アメリカ本国のパーツ屋さんに直に発注して送ってもらうしかない。しかも自分で取り替えるとなるとウィンドウズ機よりはるかに難しくてややこしい作業が待っている。
それでいっそのこと、どうせそれだけのお金を出すのなら、ウィンドウズ機に乗り換えようかとも考えたりするけれど、そうなると今度は写真管理やホームページ作成用のソフトをウィンドウズ用のものに置き換えないといけなくなる。この間、家に入れたばかりのお金を返してもらったらそれもすぐにできるけれど、それではあまりに格好わるいので何とかこのマックにはもう少しがんばってもらいたい。
さっきSMCのリセット(といっても、電源コードをしばらく抜いてまたつなぐというだけのことなのだけれど。)をしてみたら、ボタンを一度押すだけで起動して今は普通に動いているので、なんとかこれで復活してくれたらいいなと思っている。スリープさせるとまた復帰しなさそうでこわいのでまだ試していないが、どうしたものだろうか。