負荷

今夏、一眼レフカメラを持ち出すことがほとんどなかった。別のことにエネルギーを使い過ぎてしまっている。なんだか今はヘトヘトで、気分が安定しない。前を向いていくべき時なのに、それがとてもこわくなっている。体も頭も、機械と同様に適当に使う事がないと調子がわるくなるに違いない。負荷のかからない状態というのは良くない気がする。けれども負荷がかかり過ぎるのはもっと良くないから、先の事を考えるほどに、「どう、うまく自分に負荷をかけていくか」「不便はどうしても出て来るにしても、それを乗り切れるかたちで日々をまわして行くのにはどうしたらいいのか」と思うことがしばしばになる。今は初夏のときのように家仕事がしたい。

来週には改装が再開されるかも知れないから、再度両親の過ごす部屋をそのために整理しようと思う。ベッドを動かしたり机をずらしたり。それくらいなら今の自分でもできそうだ。というか、そうしないと改装作業もできないからせざるを得ない。今月、ひとつ町内の行事があって、それに出ることを期待されているようだけれど、近所づきあいのわるかった僕はそのことが気になって頭から離れない。けれども一度出てわざと傷ついてみようと思う。その前後、地元を担当して下さっている保健師さんに相談の時間を少し持ってもらって、これから先の家のことや仕事の件など、これまでの経過を含めて話そうか。答えを頂くというよりは、親と直接話しにくい事柄について、どんな風に実際を進めていけばいいのかアドバイスをもらうという感じで。
もう少し涼しくなったら夏に使わなかった分、カメラを持ち出して使いたい。この間ちょっと触ってみたら、意味のわからなくなったボタンがあってあせった。